毎日の行動の中で、声をかけてもらって嬉しくなったことはありませんか。
誰かに褒めてもらおうと思っているわけではなく、当たり前にいつもの行動をしただけで思わぬ一言をかけてもらえると、とても励まされた気持ちになりませんか。
最近は消費者のフィードバックを大切にする企業も増えてきているようです。ですが多くの場合、フィードバックは何か不都合があった場合の苦情としての利用されるパターンが多いのではないかなと感じています。
ビジネスでは、顧客からの苦情はその後の会社がより良くなるためにとても大切な情報です。ですが、フィードバックが苦情受付だけになるのはもったいないなぁと思います。だから私は、良かったことこそわざわざ
フィードバックしようと思っています。
先日のこと、いつも執筆している文章をお読みいただいた方からメッセージをいただきました。
「今回の○○○すごく良かったです。私も〜な気分になりました。」
フィードバックの窓口があるわけでもなく、感想を要求したわけでもないのに、わざわざです。
このわざわざに、私はとっても嬉しい気持ちになりました。励まされ、次からも頑張ろうという気持ちになりました。
わざわざ 【態態】
普通ならしないでいい、またはそこまではしない状況なのに、特にそれをする意。格別の意図で。
Oxford Languages
ネガティブな状況の時や不都合なことが起きた時、人は反応しやすいし、他人へ自分の不快さがわかるようにリアクションしがちです。例えば、子どもが自分に不都合な行いをした時、お店で不快な対応をされた時、多くの人はすぐに態度や言葉にするでしょう。それはわざわざではありません。たいていの場合ネガティブな部分は目につきやすいし、他と比べて指摘するのは簡単です。ですからわざわざができるようになるには、まず視点を変えて良いところに目を向けること必要だと思います。
メッセージをくださった方はきっと、良いところに目を向けることが身についているんだろうな。そしてわざわざ伝える労力を惜しまない方なんだな。すごく素敵な方だなと想像できます。
買い物をしたときに笑顔で対応された、子どもがご飯を残さず食べた、同僚が相談してきた、夫が皿を洗っていた、、、
一見当たり前のことを見つけて、わざわざ伝える。
「笑顔がいいですね」「残さず食べてくれて嬉しいな」「相談してくれてありがとう」「お皿洗いしてもらったら助かるよ」
伝えてもらった人はもちろん、伝えた人も嬉しくなる。
わざわざにはそんなパワーがある。
だからわざわざ伝えること、大切にしようと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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