家庭を居場所に

先日、映画の上映会に行ってきました。

Challenged ~ある不登校の物語〜

大人の『良かれと思って』の関わりが、子どもの心にどんな影響を与えるか。特別な出来事が起きるわけではなく、ごく普通の子どもの物語なんですが、主人公の男の子は周りの環境から受けた刺激に反応して、いわゆる否定的なチャレンジ(行動)を起こします。

親子関係だけではなく、学校での生徒と教師の厳しい縦の関係、トロフィーが並ぶ勝利至上主義的な校長室など、細部には今の子ども達を取り巻く環境が描写されていて、手作り感あふれる映像がより現実味を高める映画でした。

監督の仲村さんは自立支援施設の支援員として、
若者に寄り添う活動をされています。

映画の後は、参加者とのシェア会。

参加されていたのは、大学でスクールソーシャルワーカーを目指す大学生、フリースクールを営む方、子どもの居場所として劇団を主宰されている方、PTA役員として学校に関わっていらっしゃる方、地元の議員さんなど様々。

子ども達のために自分たちのできることに精一杯取り組まれている方ばかりです。

フリースクールや地域の空間や子どもの楽しめる場所を、たくさんの人が考えいろんな形で提供してくださっている。

子ども達にとって、親にとって、どれほどここど強いことかと思います。

そして、そんな活動をされている方を心から尊敬します。

では私に何ができるか。

私は『家庭を子どもの居場所にしたい!』

子どもがその子らしく家庭にいられる。

ありのままの自分を家族に受け入れてもらえる。

そうすれば、居場所のない子は減るでしょう。

問題が起きてから反応するのでは遅い。

そもそも、居場所のない子どもを生まない対策が必要ではないでしょうか。

この会に参加して改めて、親に、家庭に、アプローチしていく大切さを強く感じました。

映画は、色々なコミュニティーで上映会の波が広がっています。

私も来年、上映会をしたいと計画中です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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