旅の終わりに思うこと

2年半ぶりの海外は、カナダはトロントへ。

2回のトランジットでトータル22時間のフライトの末、ロストバッゲージ。旅にトラブルはつきものですね。

今回の旅の目的は、長男の宝物である本とCDとギターを届けること。そして、長男の住む街を知ること。

空港で問い合わせると幸いスーツケースのありかはすぐに確認でき、次の日ホテルに届けてもらうことで決着。ホッとした旅の始まりでした。

約1週間のトロントステイは、長男の部屋を訪ねたり、通っているカレッジを見学したり、行きつけのスーパーで買い物したり、おすすめのレストランで食事をしたり。2つの美術館を訪れた以外は、ほとんどローカルな滞在でした。

物価高騰中のカナダ、全てが日本とは比べ物にならないほどの価格です。

例えばダウンタウンのホテル1泊の宿泊費は、長男のシェアルーム1ヶ月分の料金。ラーメン屋さんで食事をすると軽く3000円。マクドナルドも1000円ではドリンクまで注文できません。

それでも「お腹いっぱい食べたい」という貧乏留学生の希望を叶えられた母は、幸せ者です。

久しぶりの海外、奮発してダウンタウンの三つ星ホテルに宿泊したわけですが、旅の終わりに思うことはいつも同じ。

どんな星付きホテルのベットでも、自分の家のベットには敵わないということ。

帰る家があるから、旅は楽しい。

戻る場所があるから、また旅に出られる。

結局そんなことを確認するために旅するのかな、と思ってしまうほどです。

taken by YUHO

さて、トロントステイでは他にもたくさん感じることがありました。

それはまた少しずつ、気まぐれに書いていこうと思います。

気まぐれにお付き合いいただければ嬉しいです。

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