名もなき応援団

地元民にはお馴染みの噴水

社会の情勢も安定の兆しを見せはじめ、なんとなく心が軽やかな日々。

先日出かけた先でのこと。

定期的に通っている献血ルームから出て目に入ったのは、商業施設の噴水。

パンデミック前はインバウンドの人も多く、平日休日問わず、とても賑わっていました。

それが今では、人はまばら、シャッターを下ろしているお店もちらほら。

そんな中、音楽に合わせて時には優雅に、時には勢いよく踊っている水に、毎回足が止まります。

今までも何度も見ているはずなのに。

そこに人が集まろうとそうでなかろうと、一生懸命に、そして健気に舞う水しぶき。

その有様に心惹かれるのです。

そして毎回心の中で、

『もう少しだ。頑張れ!』

と言ってしまう私がいます。

3年前に家族で行ったラスベガスの噴水
いつかまた見にいこう

きっと今まで、みんな同じ気持ちで過ごしてきたよね。

人間だって、そうでなくたって、きっと同じ。

だからそう、みんなお互い寄り添って、

これからも過ごしていこう。

何もない日常のありがたさを、

これからも忘れないでおこう。

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