「ドンマイ」じゃなくて

最近、肩が痛いとか足が筋肉痛とか、体の不調を頻繁に訴えてくる次女。私忙しくしてるからかな、ちゃんと話を聞けてないのかな。気になる時はすぐ、二人だけの時間を取ることにしています。この日は夜時間があったので、一緒にゆっくりお風呂に入ることにしました。

私:「肩が痛いなら泳ぐの大変じゃない?」

娘:「うん、泳いでる時は大丈夫なんだけどね。今日ストレッチして寝ようかな。」

私:「そうね。早く良くなればいいね。」

娘:「学校とかでよく、誰かが痛がったり辛い思いしてる時に『ドンマイ』って言う人おるけど、それより痛い人の気持ちになってみることの方が大事と思うっちゃんね。」

今までもたくさんこんな瞬間に出会ってきました。子どもは大人が教えなくてもたくさんのことを考えているし、知っている。その子の目で見て、その子の頭で考えた事は、少なくとも誰かに聞いたことよりも深く心に刻まれていくのだと思います。次女は、共感することの大切さを自分なりに結論付けたのでしょう。そしてそれを言葉にして表現することができました。

今日は久しぶりにチーズナッツを焼きました。夜のおやつにもってこいです。

子どもはみんな、大人の『育てる力』よりはるかに大きな『育つ力』を持っていると思っています。そんな大きなパワーを持った子どもに対して大人ができることはとても少ない。だけど一つ、これだけは大人にできる事。

『子どもを信じること』

そして信じられているという実感を持って大人になった子どもは、それだけで生きていけます。自分は信じられているという実感。それは今のような先の見えない世の中だからこそさらに大切なものだと思うのです。

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