APジャパンの季刊誌『リンク冬号』発行されました。
今号の表紙は
夫婦の「子育てスタイル」の違いについて
です。
夫婦で子育てについての考え方が違うことに戸惑ったり、子どものことが原因で夫婦の仲がギクシャクしたり・・・
子どものいるご家庭にとって、必ずと言っていいほど問題になることではないでしょうか?もちろん、おじいさまおばあさまと一緒に子育てしていらっしゃるご家庭でも同じ問題を抱えている方がいっらしゃると思います。
APの創始者出るホプキン博士は、夫婦での子育ての違いについて次のように述べられています。
夫婦間による子育てスタイルが大きいまま子どもが成長すると、子どもはあるときは父親の、あるときは母親の期待する反応を示すようになります。これは、子どもの責任ではなく、その場を心地よく過ごすための子どもの『常識的判断』です。しかしこのような状況は、子どもにとっても親にとってもよくない状況を作り出すことがあります。
例えば、父親があまりにも厳しすぎると、母親は子どもに対して甘くなることでバランスを保とうとすることがありますが、この母親の試み自体が逆効果となり、ますます父親が厳しくなるといったこともあるからです。このような状況では、子どもは非常に混乱することになり、場合によってはメンタルヘルスにも影響を与えかねません。
だからと言って、夫婦間の子育てのスタイルが必ず一致していなければならないというわけではないと、ホプキン博士は述べています。夫婦間で話し合い、子どもにどのように関わるかを合意しておいた方が、子どもの成長にとっては有益です。お互いに譲り合う必要もあるかも知れませんが、子どもとのやり取りで問題が生じる前に夫婦間で話し合いをすることが大切です。夫婦間だけではなく、子育てに関わる人同志でしっかり話し合うこと、そしてお互いサポートし合うことを学ぶことが子どもの希望に満ちた輝かしい将来にとって大変重要なのです。
『リンク冬号』には他にも、APジャパン創設者ジューン・シート先生からのお手紙、各地で活躍されているAPリーダーさんの投稿など読み応えのある内容がたくさん掲載されています。詳しくは、APジャパンホームページhttp://activeparenting.or.jpをご覧ください。
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