いつもの食卓、子どもとの話の中で。
子「死にたいと思ったことある友達、結構いるよ。」
???!!!
母「どうしてそう思うのかな。」
子「死んだらどうなるのかなって天国とか地獄とかってどんなのかなって思う人もいるけど、死ぬほど嫌なことがあった人もいるみたい。」
???!!!
死にたいと思った原因が死に対する興味から来るものならば、それはとても尊いものかもしれません。
なぜなら、死を意識することで生に対する意識も深まることがあるからです。
でも、死にたいと思った原因が後者、すなわち死ぬほど嫌なことがあったからであれば、一人の大人としてとても悲しいことです。
それほど嫌なこととはどんなことなのでしょう。
例えば、みんなの前でひどい失敗をしてしまったから?もしかして親や先生にひどく叱られたから?
小中学生の会話の中ですからそれほど深刻に発言していないことを願いますが、何か自分の期待しない結果が起こった時に『死』という選択肢を持ってしまうことは、絶対にあってはいけません。
これだけは断言します。
生きていると必ずいいことがあります。今はそう思えなくても、助けてくれる人は必ずいるし、生きていれば状況は必ず変わります。
そしてどんなことがあっても、いつでもそんな子どもの気持ちを受け止められる場所は、子どもが自立するまでは、一番身近にいる親であって欲しい、血が繋がっていようとそうでなかろうと、一緒に生活する家族であって欲しいと心から思うのです。
『ミッションステートメント』という言葉を聞いたことはありますか?
会社であれば経営理念にあたるものですが、私は私自身のミッションステートメントはなんだろうとよく考えます。
ミッションステートメントが定まることで、自分の価値観や生き方のゴールが定まり、よりシンプルに物事を捉えることができると思うからです。
もちろん歳を重ねていきライフスタイルが変化すると、一度決めたミッションステートメントが変わることもあると思います。
それでもいいのです。ミッションステートメントを更新していくことも、人生を楽しむためには必要だと思います。
今の、この瞬間を生きている自分のミッションステートメントが何かを意識することが大切だと思います。
そして今日の子どもとの会話の中で、私のミッションステートメントが輪郭をはっきり現しました。
『世界は素晴らしい。そしてあなたはそんな素晴らしい世界で生きる価値がある。』と一人でも多くの人に伝えること。
この言葉を道標に、毎日一歩ずつ、前に進んでいきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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