おしゃべり会について

幸せなことに4人の子どもに恵まれた私。

一番上の子と一番下の子が9歳離れているために、保育園には(4人とも0歳から通い)15年、小学校にも15年、中学校には1年空きますがトータル11年お世話になることになります。

お世話になる年数が長いため、自ずとそこでの役割をいただくことも多く。

保育園では役員3年、保護者会長2年。小学校では子ども会に5年と委員会活動に4年。中学校には今の時点で役員を7年と、多くの時間を関わらせていただいています。

学校活動に関わるにつれて子どもの過ごす環境について考える機会も増え、近年大きな災害が続いたこともあり、だんだんと地域の大切さを身にしみて感じるようになりました。

『APの活動も地域で活かせたらいいなぁ〜』

『まずは地域のお母さんたちを少しでも幸せにできたらな〜』

そう思いながら活動の場を探していたある日、公民館の方からお声かけをいただきました。

な、なんと、公民館での子育てに関する講演依頼です!

思ってもいない嬉しいオファーに、具体的な講演内容も考える前に即答で引き受けさせていただきました。

喜びも束の間、当時世界はパンデミック。

ご提案いただいた講演会の開催予定日には公民館はクローズに。

もちろん講演会の予定も白紙に戻りました。

しかし、しばらくしてそこから新しい展開へ。

講演会ではなく、おしゃべり会という形で公民館を使わせていただけるとのこと。

なんと嬉しいご提案をまたも。

そうして、公民館でのおしゃべり会が始まったのです。

毎回テーマを設けて最初にお話しさせてもらっています
お楽しみはその後のフリートークです

私としては、大勢を集めた講演会で一度お話しするより、少人数だけど参加された方の子育ての悩みに寄り添える、参加してくださった方が少しでも心の軽くなるような、子育てって楽しいと思ってもらえるような関わりの場が持ちたかったので、まさに願ったり叶ったりの展開です。

人を育てることはとてつもなく大変な作業です。そんな大変な作業であるのに、子育てについてや家族の関わりについては学ぶ機会が極端に少なく、しかも大変なことの多くがお母さん1人の肩に重くのしかかっていることが多いように思います。

知らないから大変なのです。子どもとの関わりについてあらかじめ知識があれば、問題が大きくなる前に対処することができるのです。

今は公民館のご協力のもと、月1回のペースで『子育てハテナおしゃべり会』を開催させていただいています。

最初は「ひとりでも参加してもらえたら大成功!」と思いながら始めたおしゃべり会。

ここ数回は少しずつ参加者も増え、現役のお母さんたちのお話を伺えることで、私の学びの時間にもなっています。

子どもに関わる大人たちが『やっぱり子育てって楽しいな。家族っていいな。』と思えるようになること。そして、最終的には私のような存在が必要なくなること。

そんな地域が広がっていくことを目指して、細〜く長〜く、続けていけたらいいなぁと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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